HOME > 県士会活動報告
県士会活動報告
最近の記事
般社団法人 宮崎県歯科医師会創立100周年記念式典参加の報告
さる11月26日(土)に、宮崎観光ホテルにて「一般社団法人 宮崎県歯科医師会創立100周年記念式典」があり、ご招待を受けて式典に出席してまいりました。
式辞の中で会長の重城正敏様が現在の会員数は541名であるとお話しされていました。私たち作業療法士会も現在600名程度の会員がいますが、式典の規模や来賓の方々の顔ぶれを拝見すると、会の歴史とこれまでの県民への貢献度はまだまだ遠く及ばないなと思いました(永年会員功労者として表彰された先生は、なんと91歳で現役だそうです!)。
宮崎県作業療法士会も今後50周年、100周年と歴史を刻み、県民のために役に立てる団体に成長していけるように、皆さん頑張っていきましょう!(津輪元)
固定リンク | 2016年11月28日【37】
県南地区ブロック研修会報告
県南地区ブロック研修会 「生活行為向上マネジメントの活用」についての感想
10月15日(土)日南市テクノセンターにて濱田正貴先生(宮永内科クリニック自由が丘統括部長)より「生活行為向上マネジメントの活用」についての研修が開催されました。
内容として、高齢者の現状、医療・介護の状況、生活行為向上マネジメントの開発に至った背景・概論について分かりやすくお話していただきました。また作業療法定義の時代的変遷、作業の捉え方や作業療法の役割について再認識することができました。生活行為向上マネジメントは高齢化社会の様々な問題解決として国から期待されておりその中でもOTの役割は大きいことを知り、専門職としての責任の重大さや難しさを改めて実感することができました。「OTは心身機能だけでなく認知機能、ADL、IADL、余暇活動、環境などあらゆる面をみれることが最大の武器であり地域ケア会議で他職種へ説明、意見できないといけない」との濱田先生の言葉を聞き、生活行為向上マネジメント研修や包括ケア研修へ参加するなど普段から意識し、地域で活躍できるように地域に目を向けるとともに日々努力しなければならないと考える良い機会となりました。また生活行為向上マネジメントは地域ケア会議等で用いられるツールでもあり視点のポイントや概要まで事例を通して具体的にお話していただき、とてもわかりやすく、今後臨床の場で実践していこうと思います。
今回の研修は3時間で私自身理解できていない部分も多くあると思いますが、医療、福祉の状況に合わせた作業療法の役割や生活行為向上マネジメメント活用のポイントを学ぶことができ、時間を感じさせない充実した研修でした。
(谷口病院 宮本 加奈)
固定リンク | 2016年11月21日【36】
日向市地域ケア研修会参加の報告
日向市地域ケア研修会に参加しました
さる11月19日(土)に、日向市役所において2回目の「平成28年度 宮崎県地域ケア研修会」が開催されました。
今回は宮崎県リハ専門職協議会が主催で、受講対象者は県内のリハ専門職およびケア会議のモデル市町(日向市、都城市、新富町、門川町、五ヶ瀬町)の関係者で、合計200名程度の参加がありました。
内容は初めに和光市地域支援センター所長の西山 隆様のお話があり、そのあとに実際に日向市の事例をもとにケース会議が開催されました。
OTからは黒木 俊光先生が助言者として登壇されました。
西山様のアドバイスを受けながら5事例について検討していきましたが、報告者、助言者共に手探りで進めていくという状態でした。
和光市や大分県のようにスムーズな会議の進行ができるようになるには、場数を踏んで慣れていく過程が必要なのだと改めて感じました。
その中で、黒木先生はOTの立場から事例の生活面に焦点をあてた適切なアドバイスができていたと思います。
OTは活動参加という視点からケア会議中でもアドバイスを行える職種だと思います。
12月3日には都城市で同様の研修会が開催される予定です。
できるだけ多くのOTに興味を持ってもらい、ケア会議の雰囲気を感じていただきたいと思います
(津輪元)
固定リンク | 2016年11月21日【35】
平成28年度「延岡・日向ブロック事例検討会」報告
平成28年10月27日(木)あたご整形外科にて事例検討会を開催しました。
勤務終了後の時間ではありましたが、20名の先生方に参加して頂きました。
例年同様、事例を通じて、臨床実施での苦労や工夫について意見交換を行い、参加者のスキルアップを図ることを目的に行いました。
3名の先生方から発表があり、MTDLPを使用した報告が2例ありました。
後半は分科会形成で3班に分かれてディスカッションを行いました。私が参加した班では急性期から回復期、生活期に至るまで様々な角度での意見があり、とても参考になりました。
その他の班でも会の終了間際まで活発な意見交換が行われており、参加者全員が有意義な時間を過ごせていたと思います。
今後も延岡・日向ブロック会員同士の連携や親睦を深められるよう企画をして参りますので、よろしくお願い致します。
日向病院 金丸翔
固定リンク | 2016年11月14日【34】
宮崎県地域ケア研修会のご報告
さる10月1日に、宮崎市佐土原総合文化センターにおいて「平成28年度 宮崎県地域ケア研修会」が開催されました。宮崎県と宮崎県社会福祉協議会の主催で300名程度の参加がありました。市町村の行政職員、事業所職員、包括支援センター職員、ケアマネージャーが受講の中心でしたが、リハ専門職員も3職種で20名程度の参加があったようです。内容は始めに地域ケア会議の立役者として名高い和光市の東内 京一保健福祉部長のお話があり、そのあとに多職種が集まっての模擬ケア会議が行われました。OTからは四本副会長が助言者として登壇されました。和光市と日向市の2ケースについて模擬ケア会議が行われましたが、短時間で資料を読み込み、ケースに対して適切なアドバイスをすることはなかなか難しく、場数を踏む必要があると感じました。そんな中、四本会長のアドバイスについて、司会を務めた東内氏から「適切なアドバイス」とお褒めのコメントを頂きました。地域での生活をできるだけ長く続けられるように支援していくことが自立支援型ケア会議の目的で、その中でOTは存在感を示していける職種であり、また周囲からの期待も高いと思います。その期待に応えられるよう、日々の研鑽が必要だと改めて感じた研修会でした。(津輪元)
固定リンク | 2016年10月08日【33】