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私の生きがい Quality of life
作業療法士は、みんなのQOLを知りたい!
QOL(Quality Of Life)は人生の質、生活の質、生命の質と訳されます。生活、人生、生命をいきいき輝かせるためには、‘自分らしく生きる’ことが必要です。
しかし不運な事故や病気によって‘自分らしさ’を発揮できない方もいます。我々作業療法士は、そのような方々へ‘自分らしさ’をもう一度感じていただくための支援を行います。ですから作業療法士は、十人十色の‘自分らしさ’を発見、尊重することが大切なのです。
このページでは、エネルギッシュにQOLを輝かせている方を紹介しています。
あなたのQOLってなんですか?
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「自分の知らない新しい世界の扉を開く。。。 私にとってそれは英語でした!」 児童英会話教室主宰 両角明子さん
今回は児童英会話教室を主宰されている両角明子さんです。両角さんは、一度忘れていた英語への情熱が大学受験をきっかけによみがえり、語学留学を果たされました。留学先では様々ね経験が待っていて、「英語を学ぶ」ということに留まらない経験だったとのこと。「チャレンジすること」「あきらめないこと」の大切さを改めて感じます。
[アメリカってどんなところだろう。いつか行ってみたいな。」私が子供のころに持っていた夢でした。小学校5年生の時に習い始めた英語をきっかけに、膨らみ始めたアメリカへの想い。中学校で、英語の授業が始まると単語や文法を覚えることが楽しくなり、この頃、英語の道に進みたいと意気込んでいました。しかし、英語科のある高校へ行く私の願いは、家庭の事情で叶わず、高校3年間は、別なことに集中し、好きだった英語から少し離れていました。そして再び進路選択の時期になり、どうするか迷っていた矢先、新聞で、英語で授業を行い、2年生の後期に必須で海外留学をするという大学ができることを新聞で知りました。それをきっかけに、眠っていた子供の頃の夢が再び目を覚ましました。
大学入学後は、英語浸けの授業に四苦八苦し、初めの頃は、「本当に英語が好きだったのかな。これがやりたかったことなのかな。」と落ち込む毎日でした。授業は、聴き取りもやっとで、ノートも少ししか取れませんでした。また積極的に発言しないと、ペーパーテストが出来ても、評価されない欧米スタイル授業では、スピーキングが一番苦手だったので、初めは本当に苦労しました。帰宅しても、各クラスで出される読み物、エッセーなどの宿題をこなすのがやっとで、復習や予習はほとんどできませんでした。しかし、何かを上達させるとはそういうことで、2年生で行ける留学のために、ただただ必死でした。ですので、私にとってアメリカ行きは、やっとの思いで辿りついた、という感じでした。そして、アメリカでの生活では、私が想像した以上に色んな発見や経験をしました。
日本と違い、アメリカの大学では多くの社会人が、若い学生に交じり勉強をしていました。大学とは社会に出る前に勉強をしておく所、と思っていた私にとって、それは驚きでした。また留学前は、「アメリカ留学=アメリカ人との交流」という考えがありましたが、アメリカ人との交流と同じくらい、アメリカに留学している外国人とも、たくさん交流がありました。英語やアメリカの文化だけでなく、他の国の文化などについて学んだことは、他の国に目を向けるきっかけにもなりました。日本人は一通りの考え方に偏ってしまいがちです。私も例外ではなく、「色んな角度から物事を見る。」ことが初めはなかなかできませんでした。しかし世代や人種を超えた交流を通じて、少しずつ色んな考え方ができるようになり、同時に視野も広がっていきました。「色んな考え方があっていい、色んな角度から物事を見よう」と日本でも外国人教授に言われていた言葉に意味も理解できました。
何かについて学び、経験することは、自分の知らない新しい世界の扉を開き、いろいろな発見へと繋がります。私にとってそれは英語でした。アメリカ留学、またその後経験したカナダ滞在などは、その一部かもしれませんが、今の自分にとって、とても大切な一部となっています。今は、子供に英語を教える仕事をしていますが、多くの子供たちに、英語を通して、学ぶこと、発見することの楽しさを伝えていけたらいいなと思っています。教室ではいつも笑えるたのしい本、ちょっと考えさせられる本など、いろんなジャンルの絵本の読み聞かせでレッスンを終えます。私自信、海外の絵本の翻訳にも興味があるので、今後はそういったことにもチャレンジしてみたいです。また、いろんな分野の英語にももっと触れて、英語のスキルアップをはかると同時に、これからもいろんな発見をしていきたいです!
固定リンク | 2011年05月08日【8】
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