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会長メッセージ・方針

宮崎県作業療法士会会長 津輪元修一 あいさつ(宮崎県立日南病院)

皆様、私は平成28年度から一般社団法人 宮崎県作業療法士会の会長に就任いたしました津輪元 修一(つわもと しゅういち)と申します。よろしくお願いいたします。
私たちは、それぞれ自分の「大切なもの」や「好きなこと」を持っています。それは趣味だったり、仕事だったり、家族や友達と楽しく過ごすことだったり・・。人それぞれに違うと思います。ただ、それがあるから人生が楽しいし、生きることに価値が生まれるということは共通です。病気やけがは、時としてその「大切なもの」「好きなこと」から引き離してしまいます。場合によっては、その人が生きている意味を見失ってしまうこともあるでしょう。
現代は治療技術の進歩や社会構造の変化に伴い、「病気やけがで多少のハンデが生まれても、出来るだけ自分の慣れ親しんだ地域で、その人らしく生活できるようにしよう」という考え方が広がってきており、そのために医療や介護、福祉に携わる多くの職種が協力し合い、支える仕組み作りが進んでいます。
リハビリ専門職の一つである作業療法は、対象となる方の「大切なもの」「好きなこと」が再び取り戻せるようにお手伝いをする仕事です。
たとえば、家族に料理を作ってあげるのが生き甲斐だという主婦の方に、脳梗塞で手足に麻痺が残ってしまったら、作業療法士は「どうやったら材料を切れるだろう?」「立って作業が難しいなら座ってできないかな?」「うまく調理を進めるのには調味料や鍋はどこに置くといいかな?」・・など、その方と一緒に考えて、練習を進めていきます。結果として、以前とは違った形であっても「料理ができる」ということで、その方は生きる力を取り戻すことができると私たちは考えます。
宮崎県作業療法士会には「作業療法道」というものがあります。それは「障がいをもった時、あなたと共に考える人でありたい」という理念です。宮崎県に住むすべての人が笑顔で暮らせるよう、リハビリを通してお手伝いができる組織をこれからも目指していきますので、よろしくお願いいたします。

固定リンク | 2016年05月14日【1】

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